胸郭出口症候群

- 洗濯物を干す際やつり革につかまる際に手が痺れる
- 手を高く上げていると徐々に手の力が入らなくなる
- 手の冷えが酷く手の色も青白い
- 病院で胸郭出口症候群だと診断された
- 猫背や巻き肩が酷く手に違和感がある
胸郭出口症候群とは
「胸郭出口」とは、首(頸部)と胸の境目にある狭い通り道のことです。
ここを、腕に行く以下の重要な構造が通っています:
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腕神経叢(わんしんけいそう):腕や手を動かす神経
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鎖骨下動脈
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鎖骨下静脈
この通り道が、筋肉や骨、靭帯などで圧迫されると、痛み・しびれ・血流障害などの症状が出ます。
胸郭出口症候群の原因
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斜角筋症候群型
首の筋肉(前・中斜角筋)により神経や動脈が圧迫されるタイプ
👉 よくある原因:姿勢不良、筋肉の緊張、なで肩
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肋鎖症候群型(ろくさしょうこうぐん)
鎖骨と第1肋骨の間が狭くなって血管や神経が圧迫されるタイプ
👉 重い荷物の持ち運びや外傷が原因になることも
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小胸筋症候群型(過外転症候群)
小胸筋という筋肉が神経や血管を圧迫
👉 腕を上げる動作で症状が強くなる
当院の施術方法
治療する際は胸郭出口の場所を明確にし、
痛みやしびれの原因になる筋肉を緩める電気治療や鍼灸治療、また筋肉の治療
また痺れの根本的な原因になる姿勢(骨格)の矯正や身体の歪む原因となるインナーマッスルのトレーニングなどで再発の予防も行います。





